立会い出産を希望する夫が増えてきています。わたしもはじめは立会い出産に不安がありました。わたしは実際に立会い出産をしたので、その経験をまとめてみます。
・立会い出産をするか悩んでいる夫婦
・立会い出産に不安がある夫
立会い出産をした感想
わたしは、基本的には立会い出産に前向きの考えです。
立会い出産をする前はどうしようか悩んでいましたが、妻は立会いしてほしいという意見でしたので立会い出産をすることにしました。
結果としては立会い出産をしてよかったです。
自宅で陣痛が始まったと聞いた時は、わたしはすぐに病院に連絡しないとと焦りましたが、妻は陣痛の間隔が10分になるまでは病院に行かなくて大丈夫と冷静でした。
時間が経つにつれて、だんだんと陣痛の間隔も短くなっていき病院へ行くことに
病院に着いてからわたしの出来ることは、水を飲ませてあげたり、身体をさすったりすることぐらいで、妻の力になっていたかというとわかりません。
その後、妻のお母さんが到着、お母さんが来てくれたおかげで、わたしもホッとしました。わたしがホッとするくらいですから、妻はもっと安心したと思います。
さらに時間が経ち、ついに破水
本格的に分娩にはいりました。残った力を振り絞っって出産をしている妻を見ていると、何もできない自分の無力さを痛感
女の人は、こんな大変な思いをして子どもを産んでいるんだと印象に強くに残りました。
妊娠して10か月、つわりや心の変化などを乗り越えて、母子ともに健康で出産できたことに本当に安心しました。
出産現場を見ることで、子どもは多くの苦労の積み重ねがあって生まれてくるんだと感じた
出産が終わると、疲れ切ったのか妻は眠っていました。それだけ出産は体力を使う事なんだと実感しました。
立会い出産をしなかったからといって、子どもへの愛そして誰もいなくなった情が薄れることはありません。
妻は、こんなに大変な経験をして子どもを生んでくれたんだと、感謝の気持ちが生まれました。そして家族で協力して出産できたことを嬉しく感じました。
立会い出産は妻の希望を優先に考える
出産をするのは妻です。立会い出産をしてほしいと思う人もいれば、出産している姿を夫に見られたくないと、夫には立会い出産をしてほしくないと考える妻もいます。
実際立会い出産で夫が出来ることは少ないです。妻が一番安心して出産できる環境を整えてあげるのが最優先です。
出産の時に一番心強い存在は妻のお母さんです。
わたしは、妻の背中をさすったり、水を飲ませたりすることで精一杯でしたが、お母さんはすごく冷静で、助産師さんに「今、陣痛感覚が5分です。」などしっかり情報を伝えていました。
わたしは、陣痛に耐えている妻を見ていて、そんなに冷静ではいられませんでした。妻だけではなくわたし自身も妻のお母さんがいてくれて心強かったです。
わたしの病院では出産の立会いはひとりだけでした。場合によってはお母さんが立ち会った方が安心して出産できるかもしれません。
出産まえに夫婦でしっかり話し合って決めておきましょう。
立会い出産時に気を付けること
出産の現場は想像を絶します。出産時の妻は陣痛の痛みに耐えていたり、とにかく体が熱かったり、体力の消耗が激しくて眠気がきたり
とにかく、今までに見たことが無い状況が続きます。
夫は苦しんでいる妻をどうにかサポートしようとしますが、妻がしてほしいことが違ったり、逆に何もするなって思う妻もいます。
妻は出産に必死なので、今までに聞いたことが無い言葉を使ったり、ところどころ記憶が無かったり本当に出産は命がけなんだと感じます。
どんなことがあっても、妻が必死なんだと受け止めてください
立会い出産の不安で多いのが新生児を取り上げる瞬間を見てトラウマになってしまったというパパがいます。
わたしは、健康診断の時にする採血でも気持ちが悪くなってしまうことがあるほど、血などが苦手なので
助産師さんが抱き上げる瞬間はあえて見ないようにしました。
無理だと思ったら、病室から出て出産の邪魔にならないように心がけましょう。
出産時に用意しておくアイテム
- 飲み物用のストロー
- テニスボール
立会い出産後に後悔したこと
立会い出産をしたことに後悔はありません。ですが唯一、後悔していることは出産の様子を映像で残しておけばよかったなと思います。
将来、子どもが大きくなった時に、ママはこんな大変な経験をして生んだんだよと子どもに教えてあげたかったです。
まとめ
できることなら立会い出産をしてもらいたい
出産は家族にとってとても貴重な体験です。もし立会い出産に不安があるのであれば、これ以上立ち会えないと感じたら、退室しても大丈夫です。
妻はママになるために必死で頑張っています。正直、出産で夫ができることは少ない
ですが、パパになる一歩を踏み出すきっかけになります。
出産が終わってから、妻に立会い出産してくれて安心したと言われたのが嬉しかったです。
ママと一緒にパパも頑張ってみませんか?
・立会い出産は妻の考えを尊重する
・出産の大変さを身をもって感じることができる
・出産に立ち会いをしていて、無理だと感じたら病室から退室すること
・ビデオカメラは用意しとくべき